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2008年12月25日

東条英機

今日のテレビは7時から「あの戦争は何だったのか」という太平洋戦争の背景やアメリカの動き、日本の動きをドキメンタリーと「ビートたけし」主演のドラマで4時間ぐらいの番組である。見ながらも時々居眠りをする。小学校の頃東京裁判の映画を劇場で見た記憶がある。当時は東条英機が戦犯として一人悪としての認識で会ったように思う。今この時期にあの戦争のことを振り返ることは、新鮮に思えた。戦前の国の組織の中で行政府内閣の他に統帥という独立して天皇直轄の組織があったことを初めて知った。その中に陸軍省とかいろいろな部局があり、これが開戦を決定して行くのであるが、東条首相としては開戦を回避し、外交で国を導きたいという考え方にも傾いていくのであるが、会議の中では熾烈な議論の末に東条が議決を天皇に報告し、開戦をするのである。開戦を決めたのは、統帥の軍人か、内閣を支える官僚か、新聞ラジオのジャーナリストか、なにも知らされなかった国民か、という問いに、国を動かす政治家や官僚の資質、ジャーナリズム、投票権を持つ国民等に強い関心を持った。歴史を動かすのは、一部の強い役職の集団である場合もあるが、これを見極める国民の資質も大切かな?



Posted by ノブー at 00:00│Comments(0)
 
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