グルメライフ

今国会が熱い。定額給付金の２兆円と事務費800億円が気になってしょうがない。今100年に一度の金融危機と不況、大企業の損失が予想外に大きく、倒産、事業の縮小などで企業は自分を守ろうとする。事業の縮小で失業者が増える状況を見て、時の権力者は適切な判断と責任を持って権力を行使する時であろう。どう考えても定額給付金の１万2千円を全国民に給付してどうなるのだろうか。予測は景気がよくなるというのだろうか。２兆円の使い道は他に沢山ありそう。権力者は権力を振り回し権力にしがみ付くのではなく、適切に権力を行使し国民のために利益になること、国民に幸せをもたらすことを第一に考えるべきであろう。孔子は「過ちては即ち改むるに憚ることなかれ」といい、また「過ちて改めざる、これを過ちと言う」とも言ってる様である。2兆円の定額給付金が過ちかどうかは、いろいろ言い分もあろうが、感覚的に私にはもっと2兆円の力を効果的にと思う。首相は絶大な権力を持つべきで、その権力は常に適切に行使し、なおかつ成果を生み、行使に伴う全てに責任を持つべきものだと理解している。権力を辞典で見ると「人民に対する為政者などの持つその組織全体にを自分の意思通りに動かすことの出来る力。またその力を持つ側。」とあるが、主権は人民にあることを忘れているように思えてならない。