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2009年03月08日

ものとこと?

木村 敏氏の本は難しくて、理解できないことが多い。本は「ものの世界で、われわれは至るところものに取り囲まれている。ものが空間を満たしているということは、外部の世界についていわれうるだけではない。意識と呼ばれているわれわれの内部空間も、やはりものによって満たされている。外部空間のものとは、見るというはたらきの対象となるようなもののことである。内部空間のものについても、「見る」tぴう言い方が許される。われわれは自分の考えが浮かんでくる有様をじっと見続けているわけである。見ると言うはたらきが可能であるためには、ものとの間に距離がなければならない。見られるものとは或る距離をおかれて眼のまえにあるもののことである。それが「対象」、「客観」ということばの意味である。ものはすべて客観であり、客観はすべてものである。古来西洋の科学はものを客観的に見ることを金科玉条としてきた。われわれは覚めた意識をはたらかせているかぎり、内部も外部もいたるところもので埋め尽くされた空間の中に住んでいる。」と言う。ものについてこのようにいわれとなるほどと思うがそこまで細かく考えたことはない。ことについてはもっと難しくかかれている。



Posted by ノブー at 23:28│Comments(0)
 
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