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2009年03月16日

落日燃る

今日はメインプレスに行く。北海道展というか、北海道の名産のイベントである。シャケと鰊の和え物、ロールケーキをかう。ついでにサンエーで食料品をかう。やはり安い。食材は高いのは高いなりの理由がある。あと蛍光灯を4本買う。不景気というのに少し買いすぎる。男の買い物は不経済かもしれないが、美味しく食べることになる。テレビで「落日燃る」をみる。広田弘毅の物語、戦争に導く環境を必死に止め、外交により解決を図る努力をする人々と、国家のプライドを金科玉条のように守ろうとし、戦いを崇高の思いに摩り替え、侵略をする人々がある。同じ国の中で対立し、相手を誹謗し、暗殺をしてでもプライドを守り、正しいことをしていると信じている人々が国家の行く末を間違えたことについて、彼は自己の弁解を拒み絞首刑により生涯をおえる。ずるい人と愚直な人、みなそれぞれと言うが、高い能力を持った愚直な彼を見抜けない世相に少しがっかりをするとともに、吉田茂が言うように生まれるのが少し早かったように思う。戦前に戦争を回避し、外交で解決すべきと主張することが非常に難しい時にそういう考えをもつ人々は多かったように思うが教育の働きで全ての人々が同じ色に染まったように思う。教育の力が恐ろしいこともわかる。この広田内閣も止むを得ず、対立のなかで戦争への道の法律を作ることになり、だれも止めることができなかったかもしれない。



Posted by ノブー at 00:26│Comments(0)
 
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