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2008年09月22日

講演会

今日は、琉球調理師専修学校において中国料理の鉄人として有名な陳建一先生の講演会が行われた。先生は午前中は生徒に四川料理のなかの、ある料理を師範授業として実習を行い。午後から講演会である。料理に対する理念ということではあるが、ユーモアと熱意を感じる。技術も大切であるが、料理は心、食べてもらう人を喜ばせることに心を配る。より多くの人に喜ばれるように研究したり、作戦を考えることだろう。一つの仕事を多くの人で協力してやり遂げるときにトップの厳しい命令で行うより、笑顔を絶やさずに集中して協力していく方が、お客さんに喜ばれるという。完璧にやることより適当にやること。でもここぞというときには集中してやることが大切という。適当にやって、完璧に近いことが大切であろう。私の好きな言葉に「当らずとも、遠からず」、「50歩、100歩」がある。建築の構造計算で正確に細かく応力を計算して設計するより、不測の力が発生するかも知れないので、大まかに応力を捉えて設計することも大切かと思ったりする。陳先生が仰る適当は全てを計算してその上に塩加減を適切にして調理を心がけるのかと思ったりする。明るくて、ユーモアのある性格がお客さんを喜ばせるためにどうすればいいのかを一生懸命研究して、努力して、結果適当にやることに繋がったのかな? あという間の時間で講演が終わった。生徒や先生方にとっても刺激的な一日だったと思う。



Posted by ノブー at 23:19│Comments(0)
 
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