グルメライフ

退職金を現金で銀行に預けているという友人、株や投資信託に分散しているという友人、いろいろ考え方はある。株は相性が悪い。その会社が好きで株をずーと持ているのはいいが、株を売り買いしてその差益で財を増やすのには、タイミングやスピードが適切かどうかにより、大きく損をしたり得をしたりするように思う。投資信託は何とか上手く専門家がやってくれそうに思って安心のように思っていた。前にＪリートを買っていた。リートは不動産投資信託で投資信託の形態をとっているが、実際には「賃貸業をおもに行っている事業会社」だから不動産の間接的な大家さんとして、その賃料を配当という形で受け取ることができる。当時Jリートは右肩上がりで、どこまで上がるかわからない状態であった。当時上がり始めて得をしたと確かめて解約、少し得をした。このタイミングは良とした。しかしまだまだ右肩上がりで少し残念、もう少し待っていたほうが最良だったなと思った。それから急に下がり始めて、今度は右肩下がりというのか底を知らない状況。これは青ざめる以外にない。自分ではどう努力してもどうしようもない。タイミングを失っている。今にして思うとタイミングを失っていたらと思うとぞっとする。投資信託も少しはリスクがあるが専門家を信頼して任そう。今は個人年金がいい。３年か５年たてば、年金として振り込まれる仕組みは5年後に楽しみが待っているような気になり、意欲が出てくる。リスクとタイミングとスピード、どれを見ても年をとっていくと苦手なことである。