
2009年02月07日
卒業設計展2
今日は南風原ジャスコに沖縄工業高校建築科の卒業設計展を見に行く。今年は作品が少ない、先生によると入学時に生徒が少なく、50数名と言う。その中でも、さすが伝統校の形を守っていて、優秀な生徒の作品は伝統を少し引き継いでいる様子があり、この伝統を守り通して欲しいと思う。2級の施工管理技士の学科試験にも7名が合格し、伝統校の意気を感じる。最近は先生方の努力がよく感じられる。昔は生徒が意欲や向上心、学力も高く、生徒自ら成長していたが、今は先生がたが生徒を成長させるための工夫、努力をして、見守っていかなければならない。浦工、美工、沖工と卒業作品展を見てきて、各々の学校の特色があるが、浦工の介護養護施設の求めに対応してその技術を駆使して、施設の要求に応えるための作品を提案したことは、先生方の指導によることが大きい。一方卒業設計は時間数が削減されて、指導を十分にできない点があるようで、先生方の苦悩がある。基本的な知識や技術を教える事も大事だが、教えられた知識、技術を駆使して、自分の個性を生かした形を提案する授業時間を十分に確保できないことが残念であろう。でも生徒たちの作品を多くの人に見てもらえる事はこれから自信を持って社会に出て行けるものと思う。
Posted by ノブー at 23:52│Comments(0)